NPO法人《日本家族問題相談連盟》認定カウンセラー 自己愛性人格障害者(モラルハラスメント)を成り立ちから考えると、 <親の厳格な躾教育>、<我子を所有物化した親の視点>、 <親の肯定的教育による歪み>に由来する<他者への思いやり欠如>や、 「俺様が一番」という勝手な思い込みから生じる<排他的視点>により、 人を人とも思わない、屈折した人格が生まれたと考えられます。 この障害を持つ人が、「アダルトチルドレン(注1)」と呼ばれる人と夫婦関係に陥るケースでは、 そこに「依存・共依存(注2)関係」が出来上がります。 さらに、こうした両親を見ながら育つ子供は、親の屈折した心が基になり、将来、他者との関わりにおいて弊害をきたす ことが多くなります。 親から子へ、家族へと続く悪の連鎖を止めるためには、 「あなたが変わること」から始めなければなりません。そして、「そのためにはどうするべきか」 を、提案していきたいと思います。
ゲシュタルトの祈りをご紹介します。 一人一人が、この心を持って過ごすことができれば、 お互い相手をコントロールして不幸を招くこともなくなります。 私は私のことをします あなたはあなたのことをしてください 私が生きているのは あなたの期待に応えるためではありません あなたもまた、私の期待に応えるために 生きているのではありません あなたはあなた、私は私 もし、私たちの心が通じ合わなくても それは仕方のないことです そして、私たちの心が たまたま触れ合うことがあれば それは最高に素晴らしいことです |